大学で就活せず、「実務経験の壁」にぶつかった私が、カジヤを選んだ理由


みなさん、こんにちは。株式会社カジヤです。
今回は、新人Webデザイナーの長尾さんにインタビューをしました。 長尾さんは、大学で心理学を専攻した後、就活して正社員になる道ではなく、フリーランスでWebデザインの仕事にチャレンジする異例の経歴の持ち主。
彼女はなぜ、大学卒業からフリーランスに挑戦して、そしてカジヤに入社するに至ったのか。
この記事が、キャリアの選択肢を考えるヒントになれば嬉しいです。
プロフィール
長尾 空 2025年4月入社
筑波大学人間学群心理学類を卒業後、Webデザインスクールにてスキルを習得。その後、フリーランスとして活動し、現在は株式会社カジヤのWebデザイナーとして勤務。
目次
「就活しない」という選択。“別の道を探したい”という気持ちが強かった
Q.大学在籍中は就職活動をしなかったそうですが、当時の気持ちを教えてください。
当時は「正社員として働きたい」という気持ちがあまりなくて、就職活動そのものに身が入らなかったんです。
今、振り返ると「正社員になったら窮屈な人生が待っていそう」みたいな、ばく然とした不安があったんだと思います。
それもあって、人生で今しか無いと大学3年生の時にワーキングホリデーで半年を海外で過ごして、帰国した頃には周りのみんなは就職活動を終えている状況でした。
普通だったら焦ると思うんですけど、でも、正社員へのネガティブなイメージもあってか、焦りや不安も特になく、「卒業後は自分の興味があることで、自分らしい働き方がしたいな 」と、別の道を考えていました。
心理学の延長に見つけた、“Webデザイン”という選択肢
Q.Webデザインに興味を持ったきっかけを教えてください。
大学で専攻していた心理学で、Webサイトのレイアウトやデザインには人の行動心理が応用されていると知って、非常に面白いと感じました。
それと同時に、正社員になるよりも、専門的なスキルを身につけたいという気持ちが強くありました。
Webデザインは、努力次第でスキルを習得でき、私の目的にぴったりだと考えたので、Webデザインを学ぶためにスクールへの入学を決めました。
スクール卒業後、フリーランスへの挑戦で感じた実務経験の壁

Q.スクール卒業後はどのようなキャリアを考えていましたか?
6ヶ月で、スクールでWebデザインやHP制作に関する技術を学び、まずはフリーランスとして自分の力を試してみようと、クラウドソーシングで案件探しに挑戦しました。
ですが、実際に受注できたのはデザインとは関係のない仕事ばかりで、デザイン案件は一つも獲得できず、「実務経験と実績」の重要性を痛感しました。
正社員へのネガティブなイメージは持ったままでしたが、「このままではダメだ、企業に就職してしっかりと経験を積むことが先決だ」と考え、就職活動を始めることにしました。
Webデザイナーとして経験を積めることを軸にした就職活動
Q. 就職活動では、どのような基準で企業を探していましたか?
就職活動では、デザイナーとしてしっかりと実務経験を積める会社を軸に求人を探していましたが、未経験可の募集は少なく、なかなか理想に合う企業が見つかりませんでした。
そんな中で出会ったのがカジヤでした。
求人とHPに掲載されている情報の一貫性や、実力をつけたり成長したい人を応募している姿勢に惹かれ、「ここなら自分も成長できる」と感じて応募を決めました。
Q.上京して働くことへの不安はありましたか?
東京に住むということよりも、正社員として毎日フルタイムで働くということに具体的なイメージが湧かず、「自分にできるだろうか」という漠然とした不安が大きかったです。
ですが、実際に引っ越して働いてみると大変だけどやっていけると感じました。
「思ってたよりずっとフランク」。入社後に感じた良いギャップ

Q.入社後に感じたギャップはありますか?
入社して一番感じたのは、想像していた以上に風通しが良く、自分にとって心地よい距離感で働ける職場ということです。
入社前はもっと堅苦しい雰囲気を想像していたのですが、実際は良い意味で全く違う、自然体でいられるフランクな文化がありました。
業務に集中しつつもお菓子をつまんだり、仕事以外の雑談が自然に生まれたりします。
人との距離感も、友達のように近すぎず、かといって他人行儀でもない、私にとっては本当にちょうど良いバランスです。
自然体で働きやすい雰囲気のおかげで、気負うことなく職場に馴染むことができました。
Q.、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
日々、自分の知識やスキルの不足を感じながらも、その挑戦が仕事の達成感につながっています。
先輩からフィードバックをもらうたびに新しい発見があり、「こういうやり方もあるのか」と学びが得られます。
そして、自分が試行錯誤してデザインしたものがWebサイトに反映された瞬間の達成感は大きく、素直に嬉しいと感じられることが、私にとってのやりがいであり、モチベーションになっています。
これからの目標――「指摘される前に気づける人」へ

Q.目指している目標や将来のビジョンがあれば教えて下さい
短期的な目標としては、もっと自分で課題に気づけるようになりたいです。
今はまだ先輩からフィードバックをいただいて初めて、「言われてみれば、なぜこれに気づけなかったんだろう」と感じることが多く、自分の視野の狭さや未熟さを痛感しています。
これからは、指摘される前に自ら改善点を見つけられる視点を養いたいです。
将来的には、デザインスキルだけでなく、Web制作全般の知識と経験を深めていきたいです。
コーディングやマーケティングといった周辺知識も含めてもっと知見を広げ、どんな案件にも貢献できるデザイナーになりたいです。
おわりに
今回は、あえて就職活動を行わずに、Webデザイナーというキャリアを選んだ社員をご紹介させていただきました。
もし少しでも弊社に興味を持っていただけたら、ぜひ下記リンクからHPをご覧ください。
